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経済 : 周南市のニュース
【周南】㈱トクヤマ パネルのリサイクル実現に一歩 国際太陽光発電展で技術紹介
経済周南市山口県周南市の総合化学メーカー、㈱トクヤマ(横田浩社長)が、今月28日(水)から3月1日(金)まで東京ビックサイトで開かれる「第18回PV EXPO春 国際太陽光発電展」に出展する。PVはPhotovoltaic(光起発電)の略で太陽光発電の意。
同EXPOは世界最大級の新エネルギー総合展の「スマートエネルギーweek」の一画。次世代太陽電池から太陽光発電所の建設、保守、運用まで様々な製品や技術が出展され、世界各国から専門家が集まる展示会となっている。入場無料で事前登録制。
今回、同社は「低温熱分解法による太陽光パネルの高度リサイクル処理技術」を出展する。
2030年代に大量廃棄が予想される使用済みパネルは付着物などの問題で板ガラスとしてのリサイクルが困難とされる。同社は廃棄パネルから不純物の少ない板ガラスの回収技術を開発していて、同EXPOではリサイクル処理工程の映像、処理後のガラスの実物などを展示する。
問い合わせは同社広報・IRグループ(03-5207-2552)へ。