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【周南】徳山駅前図書館が1千万人 公設民営、5年10カ月で達成
地域周南市周南市の徳山駅前図書館・徳山駅前賑わい交流施設の入館者が19日、1千万人になり、記念のセレモニーが同館2階のインフォメーションスペースで開かれた。2018年2月3日の開館から5年10カ月で達成した。
同図書館は公設民営の図書館として開館。図書館を含めて同施設はカルチュア・コンビニエンス・クラブ㈱が指定管理者として運営している。同社は施設内で蔦屋書店、スターバックスコーヒーも営業。図書館は年中無休で午前9時半から午後10時まで開館している。
1千万人目は本町に住む長野美恵子さん(43)と長男の匠さん(7)、二男の晶さん(1)。自宅から歩いて来れ、大きな絵本の読み聞かせなどができることから、開館したころからよく訪れていて「小さい子を連れてきて、靴を脱いで本を読める場所や、おむつをかえることもできます」と同館の魅力を話していた。
セレモニーは藤井律子市長、厚東和彦教育長、長嶺敏昭市議会議長、同館の組谷明豊館長が出席して長野さんに記念品を渡した。そのあと餅まきで祝った。
同館がオープンし、駅前広場が完成してからはイベント会場になることも多く、この日は、北口駅前広場では徳山商工会議所主催のブラウンウィークのマルシェが開かれてコーヒーやチョコレートの店を中心に30店が出店。駅前再開発のデッキテラス(屋上庭園)では、㈱パークタウン商業運営の主催で「サンデーテラス」が開かれてヨガやマッサージ、木の枝のマグネットづくりなどのワークショップが11ブース並び、たくさんの人が休日を楽しんでいた。