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110番 : 周南市のニュース
【周南】30代男性が30万円被害 国際電話でNTTファイナンスかたるうそ電話
110番周南市1月30日に、山口県周南市の30代の会社員の男性が、電子マネー30万円をだまし取られるうそ電話詐欺事件が発生した。
周南署の調べでは、同日午後6時ごろ、男性の携帯電話に「+」で始まる国際電話番号から着信があり「未納料金が発生している。民事訴訟の手続きを進める。質問がある方は1番を押してください」と音声ガイダンスが流れた。
男性が1を押すとNTTファイナンスのナカムラと名乗る男が出て「あなたは過去に音楽アプリを登録しており、未納料金が発生している。未納料金と延滞料金、裁判にかかる費用を合わせると30万円になっている。すぐに30万円を払えば裁判手続きを取り消すことができる。支払いは電子マネーでお願いします」などと言った。
男性は市内のコンビニエンスストアで10万円分の電子マネーカード3枚を購入。男に教えられた電話番号に架電し、電子マネーのコード番号を口頭で伝えた。
その後、別の国際電話番号から追加で49万円の支払いを要求され、男性が同署へ相談したことで、電子マネー利用権をだまし取られたことがわかった。