コラム「一言進言」
新年を迎えて
新しい展開を期待する今年に
■新年あけましておめでとうございます。
旧年中の読者、スポンサーの応援があって、何とか新しい年を迎えられました。ありがとうございました。
■あの東日本大震災があったのが、12年前の兎年だった。福島原発のあの悲惨な出来事も人々の中で忘れ去られがちになった。復興財源から国防費をねん出するなどの話が平気でできるようになったのも、その証だろう。
■コロナ禍が襲い、3年が経過したが、第8波が始まり人々の暮らしも随分と変わってしまった。新年を迎え、今年は一体どんな1年になるのだろうか。コロナもインフルエンザ並みの扱いになっていくと想像はされてきた。共生する年になるかも知れない。
■周南地域の今年は兎のように「跳躍」できる年になるだろうか。周南市は年の終わりには駅前再開発も完成、新しい商業施設がお目見えする。どんな展開になるか楽しみだ。下松は笠戸島ハイツが解体され、新たな構想が組み立てられるかが焦点の一つだろう。光は新しい工業団地が前進し、夢が膨らむ可能性もある。
■しかし、最も大切なのは衰退を止める確固たる根拠を示すことだ。昨年も紹介してきたが、明石市や、岡山県の妙義町のように、若者を増やし、子どもの出生率を上げる根本的な取り組みが始まることを切に願う年の始まりだ。3市が共通の課題として、2子目からの保育料の無料化、高校生まで医療費の無料化など他の自治体が成しえて、人口を増やしているのを参考に、先進的な取り組みを開始する夢を初夢としたいものだ。
■世界も、国内も不安だらけの世の中になってしまった。まだまだ可能性があり、ポテンシャルも高い周南地区が、県内でも際立った位置を築くチャンスはある。行政も議会も一体となって、民間の底力を活用した展開をと願うばかりだ。
■我が社も全力を挙げて地域のための有用な情報発信を心掛ける決意だ。今年1年、またまたよろしくお願いします。
(中島 進)
