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経済 : 周南市のニュース
[㈱トクヤマ]セメント販売事業を譲渡 太平洋セメントへ
経済周南市周南市御影町の㈱トクヤマ(井上智弘社長)は1日、セメント・固化材の国内販売事業などを承継した完全子会社「トクヤマセメント㈱」の全株式を太平洋セメント㈱へ譲渡した。譲渡対価は370億円で、同日付で「トクヤマ太平洋㈱」に社名を変更した。
トクヤマは3月25日、セメント・固化材の国内販売事業と一部連結子会社の株式を、トクヤマセメントに吸収分割で承継した上で、その全株式を太平洋セメントに譲渡すると発表していた。今回、吸収分割の効力発生と株式譲渡が完了した。
同社のセメント事業は祖業のソーダ灰事業開始から20年後に始まり、今年で88年を迎える。3月の発表時、当時常務だった井上社長は「トクヤマを担っている第2の祖業。これまで努力を重ね利益を生み出す事業に育ったことは、携わった皆さんに対して敬意を表し、感謝しかない。私自身、セメント事業に育ててもらったところもあるので今回の決断は断腸の思い」とコメントしている。
今回の株式譲渡に伴い、トクヤマは2027年3月期第3四半期連結会計期間に、譲渡益約305億円を特別利益として計上する一方、約120億円の減損損失を特別損失として計上する見込み。通期連結業績予想への影響は現在精査している。
