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　山口県周南市の岐陽中（魚谷裕司校長）2年のコスタコフ・ジュリアさん（13）が24日に同市役所を訪問、国際バレエコンクール・ジャパングランプリのジュニアB―Ⅰ部門で優勝したことを藤井律子市長に報告した。

　同大会は日本の若いバレリーナに教育の機会とチャンスを与え、指導者と生徒の交流の場となることを目的に、1日から5日にかけて東京都の新宿文化センターで開催された。

　ジュリアさんは母・陽子さん（45）が主催する山口バレエアカデミーで2歳の時からバレエを始めた。

　3月にイタリアで開かれた「イタリアバーリ国際コンクール」でもクラシックジュニア2部門に出場し、1位に輝いている。

　藤井市長は拍手でジュリアさんを迎えると「これからもっと花開いてください」と励ました。

　ジュリアさんは「優勝は本当にびっくりしたし、うれしい。将来は心から踊ることができるバレエダンサーを目指したい」と話していた。

　ジュリアさんは今回優勝したことで、9月からイタリアのスカラ座バレエアカデミーに留学する。

　陽子さんの父は元下松市議の内富守さんで、ジュリアさんの成長を支援している。