ニュース
地域 : 周南市のニュース
【周南】地域の竹が「幻のメンマ」に 大河内の夢プランから商品化
地域周南市周南市の大河内地区で地域の竹を使った「おおかわちメンマ」づくりが進んでいる。生産量が限られることから「幻のメンマ」と呼び、地域の新たな特産品として育てていく。
主体となって取り組むのは大河内地区の住民らによる「夢プランプロジェクト」。2023年に始まった地域づくりの活動で、メンマづくりのほか、地域食堂や駅前花壇の整備などにも取り組んでいる。
メンマづくりには竹林を所有する住民や衛生管理の知識を持つメンバーらが参加。4月末ごろ、地域で2〜3メートルに成長した竹を収穫し、その日のうちに加熱して約1カ月間塩漬けする。その後、長門市の6次産業化支援施設「ながとラボ」で調味、加熱し、真空パックにして商品化した。
製造にあたっては地域内の保育園の移転を機に、旧園舎の調理室を借りて惣菜製造業の許可を取得。地域で使わなくなった施設を生かした。
取り組みは地域の小学校にも広がった。大河内小の児童が授業の一環で初めてメンマづくりに挑戦。一緒に竹林に入り、収穫、塩漬け、調理して味わった。
今後は収益を同プロジェクトの地域食堂や駅前花壇の整備の活動の支援に役立てたいと望んでいる。
同プロジェクトのメンマ作り代表の長谷匡泰さん(46)は「いずれ道の駅などいろんな人が目にするところでも販売したい。学校給食や地元飲食店など地産地消にもつながれば」と期待する。
昨年のメンマは約120〜130袋、今年は約250〜260袋を製造。昨年から一般販売を始め、今年の一般販売用はすでに完売。次回の販売は来年7月ごろを予定している。
