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　14日、周南3市の高校生を対象にした「周南学生新聞」が創刊、配布された。㈱新周南新聞社（中島進社長）が発刊。タブロイド判の全8ぺージで、隔月発刊する。

　低迷する投票率や、若年層の地域離れを懸念し、高校生へ地域情報を提供する手段として学生新聞の形をとった。

　学校では学ぶ機会が少ないが、社会や地域に出た時に知っておくべき情報を紹介。地元の魅力についても発信する。

　今号の内容は、1面=選挙について周南3市の高校生100人を対象にした意識調査▽2面=学生たちの身近な悩み相談▽3面=兼頭のぞみさんのインタビュー▽4、5面=各学校自慢▽6面=㈱はつもみぢの女性杜氏（とうじ）阿部美恵さんのインタビュー▽7面=周南3市長、県議12人からのコメント▽8面=周南3市の夏祭り特集。

　県教育委員会、周南3市の選挙管理委員会、㈱ベネッセコーポレーションが取材に協力した。

　毎号、県内で活躍する人から地域内の高校生へ向けたメッセージを掲載。地域の企業で活躍する人を紹介し、キャリアについて考える機会も提供する。

　特集では市議会や県議会、地域内で活動する様々な団体なども解説する予定。

　同紙は高校だけでなく、周南3市の中学校、専門学校、周南公立大学にも配布する。

　今後は現役高校生を編集委員として募り、より身近な情報誌として、高校生の様々な疑問にも答えていく。

　問い合わせは同社（0834-26-0303）へ。