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【周南市】いつまで続く?立ち入り禁止 晴海親水公園の護岸
地域周南市山口県周南市の徳山港の晴海親水公園で、一昨年から海際の護岸付近への立ち入り禁止が続いている。海際から数メートルの範囲に陥没の危険があるためで、改修工事の着工は早くても今年度中とみられている。
同公園は県が建設し、市が運営を引き受けている。海のそばに芝生が広がり、工場夜景の名所でもある。徳山港で最も古い石灯台が移築され、明治維新ゆかりの「五卿登陸処碑」もあり、市民に親しまれている。
立ち入り禁止は海際から数メートル。2021年度にひび割れ、陥没が見つかった。県周南港湾管理事務所が調査して昭和30、40年代に造られた岸壁が老朽化したことが原因で、大規模な補修が必要なことがわかった。このため、22年度から現在も詳細設計を進めている。予算が付けば今年度から着工できるが、工期は長期になると見られ、立ち入り禁止は当分、続きそうだ。