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【周南】地域全体で医療を支える 周南公立大で多職種が交流
地域周南市周南市の周南公立大地域健康交流研究センターが9月27日、同大S1号館の教室で「地域まるごとで地域医療を支える」をテーマに研修会を開いた。
医療・福祉・介護の専門職をはじめ、行政、教育、企業、地域住民など約75人が参加。職種や立場を超えて意見を交わし、地域医療を支えるために何ができるかを考えた。
この日の基調講演では、島根県吉賀町で地域医療に取り組む医療法人カタクリ会よしか病院の佐々木弥生副院長が「『つながり』が生み出す『地域医療』と向き合う力」と題して講演。岩国市立本郷診療所の看護師、森川真粧美さんによる地域住民に寄り添う看護の実践についても話があった。
その後、参加者はグループに分かれて意見交換。地域医療を取り巻く課題や、それぞれの立場でできることについて話し合った。
各グループからは若者の地域外流出による担い手不足や、高齢者だけの世帯の増加、医療・介護現場の人材不足などが課題として挙がった。特に介護分野では、今後の人材確保を懸念する声が聞かれた。
また、人生の最後をどう過ごすか家族と事前に話し合う「人生会議」についても意見が出た。死について話すことへの抵抗感がある一方、これからの人生をどう生きたいかという視点で、子ども世代にも関心を持ってもらうことの大切さが話し合われた。
研修会に参加した聖光高社会福祉科3年の池田陽斗さんは「同じ目標に向かって一緒に考えていくのが、これから大事になってくると思う」と話し、講演を通じて行政と地域の連携の重要性を学んだという。
