コラム・エッセイ
№49 新聞世論調査…国民の政治への関心をどうみたら良いのか
独善・独言 東京都知事選の60.6%の投票率に驚いた。B表周南3市の市長選挙の単純平均の47%を13%ポイントも上回っている。前回比5.6%ポイントの上乗せはあの石丸氏による無党派層の取り込みに要因ありという観方もある。政治や選挙に対する国民の意識を読売新聞社の世論調査をもとに探ってみた。なお、本稿の掲載に関して同紙への問いかけは済ませている。
㊀最も注目されるのは㋣の自民党への政党支持率が岸田首相退陣発表後には裏金問題発覚前と同じ30%に戻っていること。支持政党ナシ=無党派層は7月54%あったものが8月48%と6%ポイント低下しているが、その間の自民の支持回復の6%ポイントと同一数値。自民は無党派層を取り戻したようにみえる。世間でいうよう刷新感のある新総裁が誕生すれば一気に岸田内閣発足時の41%まで戻すことも予測される状況である。なお、次回選挙の投票先政党としては7月より7%ポイントも挽回して、裏金前より逆に1%ポイント良化していて“退陣発表効果”はここにも現れている。
㊁それでは野党はどうかとみれば、㋠の政党支持率においては裏金発覚前より3%ポイント低下と首をひねりたくなる流れになっている。一方、㋾の次選挙の投票先としては裏金前より6%ポイント上昇しており㋠と整合していない。
㊂以上を総合して…私は考えた。
⑴出口のみえない騒動に嫌気がさして支持政党ナシに逃げていた自民党支持の岩盤層は岸田退陣で一気に元に戻ったということ。
⑵一方、野党は裏金以降支持政党ナシの層を味方にしたが、選挙は応援するが政党として支持するというところまでは引き寄せてはいないということ。
㊃そのようななかで注目されるのは「れいわ新選組」の躍進である。㋷政党支持率で2%にのせ、㋻次選挙では4%の選択をうけている。4%といえば公明党4%、共産党3%、国民民主党3%…歴史や組織、議員のキャリアも比較にならない既成政党と肩を並べる目を疑う数値になっている。国会中継における山本代表の岸田さんに迫る姿…正義のヒーロー然としている。ネットの上手な発信を含めて非保守層、あるいは無党派層の心をつかむことは間違いない。
㊄本世論調査への国民の対応に関して。㋕の回答率は菅内閣以降50%を大きく割り込むようになった。10年前の8月は61%であった。回答率イコール関心度とは言えまいが、このトレンドを政治離離れとみてもおかしくあるまい。
以上、⑴統一教会、裏金問題…自民党は壊滅状況であったはずなのに首相の退陣発表で支持が跳ねあがることが、⑵刷新新総裁の誕生だけでさらに支持拡大が見込まれることが、⑶あれほど追求してきた野党の支持が拡がらないことが、⑷支持政党ナシ=無党派層の比率が50%(7月)を超えることが、⑸れいわ新選組がここまで伸長することが、⑹世論調査の回答率が50%を大きく下回ることが、…不可解でワカラナイ。国民の政治や選挙への関りを、この読売新聞の世論調査の推移を通じてどう認識すればよいのだろうか。
…どうでしょうか。
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