2026年04月24日(金)

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【周南】陸橋建設と21年間の指定管理 周南ValueUPパートナーZooに選定

  • 陸橋と南園の大型休憩所などの完成イメージ

 周南市は4月1日、徳山動物園の南園と北園を結ぶ陸橋や大型屋内休憩所などの建設と、2028年度から48年度まで飼育関連施設以外を対象とする21年間の指定管理事業の基本協定を、㈱ワールドインテックス(本社・北九州市)を代表とするグループ「周南ValueUPパートナーZoo」と結んだ。陸橋などの施設は2029年3月までの3年間で建設する。

 この事業は同動物園リニューアル事業の一環で、官民連携手法「Park-PFI」と指定管理者制度の相乗効果を狙ったもの。

事業費増額、再公募で決定

 市は24年に業者を公募したが、25年3月までにすべての業者が辞退した。このため、仕様を見直して25年8月に再募集。1業者が応募し、プロポーザルなどを得て選ばれた。今後は契約金額などを協議し、市議会9月定例会での契約議案提出を目指す。

 再公募にあたり、最初の公募時に比べて資材、人件費の高騰に配慮。施設工事費の上限を2億3千万円上乗せして12億1,133万1千円、21年間の指定管理費の上限も1億8,500万円アップして19億1,110万7千円とした。施設の仕様も自由度を高めた。

 今回、協定を締結した企業体は8社で構成。全国で動物園、公園の指定管理業務に取り組む㈱ワールドインテックが代表法人となり、レノファ山口FCを運営する㈱レノファ山口なども構成法人に入っている。

 施設整備では、南園と北園を結ぶ陸橋を現在地より北側に移し、陸橋につながる形で大型屋内休憩所などを設置する。事業者が決まったことに文化スポーツ観光部動物園リニューアル推進室の岡本知也室長は「念願の事業のめどがたった。前向きな提案をいただいたので期待している」と話している。

続く大型事業、対応に注目

 一方、資材費や人件費が上昇し続ける中、市は昨年度から計画の見直し、検証に着手。今年度中に検討結果が公表される見通し。
 同市は同園のほかにも市民館跡エリア整備、道の駅ソレーネリニューアルなど大型事業を抱えており、今後も続く事業費増に計画見直しも含めてどう対応するのか注目される。

「周南ValueUPパートナーZoo」参加企業

代表法人
㈱ワールドインテック(伊井田栄吉代表取締役/北九州市)
統括管理
Park-PFI事業 ショップ運営
指定管理業務 維持管理・運営
飲食施設運営

構成法人

㈱笹戸建築事務所(小倉凡代表取締役社長/周南市)
Park-PFI事業 設計・監理

㈱山口建設コンサルタント(中村高志代表取締役/山口市)
Park-PFI事業 設計・監理

共同産業㈱(土屋孝明代表取締役/周南市)
Park-PFI事業 施工

矢田工業㈱(成田正樹代表取締役/福島県郡山市)
Park-PFI事業 施工

㈱nanger canger(鳥飼健司代表取締役/周南市)
指定管理業務 ・地域活性化

㈱レノファ山口(渡部博文代表取締役/山口市)
指定管理業務 イベント企画

㈱リュウト(林隆人代表取締役/周南市)
指定管理業務 飲食施設運営支援

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