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【下松】華陵高留学生がアイスランド外交官に 7月2日の映画上映会に下松来訪調整
地域下松市日本から直線距離で約9千キロも離れている北欧の島国、アイスランドとの交流が下松市を舞台に展開されようしている。華陵高に留学経験のある駐日アイスランド大使館のラグナル・ソルバルダルソン副館長兼参事官(41)が5月28日、東京の同大使館を訪れた国井益雄市長と会談し、今後の展開を話し合った。
(山上達也)
英ロンドン大時代に桜美林大に交換留学も
ソルバルダルソン参事官は2001年度に華陵高に留学し、光市の税理士、松本利幸さん宅にホームステイしながら通学した。英国ロンドン大SOAS(東洋アフリカ研究学院)で修士号を取得し、日本の桜美林大への交換留学も経験した。
卒業後はアイスランド外務省に入って外交官になり、国連やユネスコ(国連教育科学文化機関)の同国代表部に勤務し、2023年に駐日大使館に着任。大阪・関西万博では同国政府代表を務めた。
ソルバルダルソン参事官は一昨年、駐日大使館着任あいさつで光市の松本さん宅を訪ねた際に「華陵高のある下松も訪れたい」と希望し、松本さんの紹介で下松市役所を訪問。国井市長と会談して今後の交流を確約した。
アイスランド映画「女性の休日」が下松で上映
その2年後、偶然にも下松デンタルアカデミー専門学校(栗原英見学校長)が、アイスランドで1975年に起きた歴史的なストライキを描いた映画「女性の休日」の上映会を7月2日(木)にMOVIX周南で開くことになった。この上映会にソルバルダルソン参事官の来場を交渉しようと、国井市長は上京の機会を利用して5月28日に同大使館を訪問した。
大使館ではフレイン・パウルソン大使が国井市長を歓迎。ソルバルダルソン参事官が華陵高時代の思い出を話し、国井市長からの上映会出席の要請にも前向きな考えを示したという。会談には腰塚由紀子主席管理・文化担当官が同席した。
国井市長は本紙の取材に「この上映会で仕事を休む権利を戦い取ったアイスランドの女性たちの先駆的な取り組みを知ってほしい。下松デンタルアカデミー専門学校に関心が高まり、アイスランドを身近に感じてもらえたらうれしい」と話した。

[取材メモ]
アイスランドは英国の北西に位置する北欧の島国で、火山、間欠泉、温泉、溶岩原を擁する火山国。総人口は約40万人、面積は約10万3千平方メートル。対日輸出額は約150億円〜約170億円で推移し、その7〜9割はカラフトシシャモなどの水産物で占められている。
