2026年06月05日(金)

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経済 : 下松市のニュース

【下松】日本文化を山口県で広げたい 盆栽士 濵松 裕志(ゆうじ)さん(28)

  • 盆栽の手入れをする裕志さん

  • 盆栽を持つ濵松さん夫婦

  • 庭に置いている盆栽の数々

 県内中心に盆栽をレンタル、リース、買取、販売する「趣楓園(しゅふうえん)」を営む。妻の華歩さんは裕志さんの作品と抹茶を合わせた「盆栽cafe 趣翠庵(しゅすいあん)」を運営する。

公務員から盆栽士へ

 裕志さんはもともと学校事務の公務員。自然豊かな学校と校内の松で木に興味を持つようになった。家を建てる時に赤松を勧められたことを機に盆栽と出会い、趣味として育てはじめた。

 松のイメージがある盆栽だが、初めて作ったのは紅葉。「数ヶ月続けて枯れず、種からでも、苗木からでも、木からでもはじめられる。盆栽は敷居が高く感じていたがそうではなかった」と振り返る。

 東京や海外で人気の盆栽。この日本の伝統文化を地元山口県に広げていきたいと、2025年4月に盆栽士として活動を始めた。

山口県で盆栽を

 事業は販売をメインに、会社や店舗などに盆栽を貸し出すリースにも力をいれる。

 リースは月額2万円と交通費で契約。季節や盆栽設置場所の環境、雰囲気、お客の要望に合わせて、裕志さんがおすすめの盆栽を毎週交換する。学校行事や祝い事、式典、前撮りなど1日単位で貸し出すレンタルもある。

 盆栽を育てていた知人が亡くなり、大切にしていた500鉢以上の盆栽がほとんど枯れてしまったことから、「買い取って育てることで、次の人に繋ぐことができる」と買取も実施している。

 1年を通して盆栽を見てもらいたいと、自宅の庭も開放。気軽に盆栽の相談、購入が可能。

夫の想いに共感、協力

 裕志さんの想いを受け、華歩さんは盆栽カフェを桜町3丁目のシェアキッチンで木曜のみオープン。

 店内に置いている盆栽の中からお気に入りを選んで席に持っていき、抹茶やほうじ茶、スイーツなどと共に楽しむ。抹茶は周南市の田原清香園から仕入れる京都の上林春松本店の茶、ほうじ茶は周南市の高瀬茶を使用するこだわり。

日本文化を日本人に

 「盆栽は正解がない。植物はこまめに手入れすることで応えてくれて、上手に育てれば生涯付き合える」と魅力を語る裕志さん。「日本の文化を日本の人に親しんでもらえるよう、県内で盆栽を見られる場所を増やしていきたい」と願い、活動している。

 Instagram[bonsai_omomuki][cafe_syusuian.bonsai

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