2026年06月24日(水)

コラム・エッセイ

No.21 くるくるくるくる

ねえ、ちょっと聞いてよ! 予備校講師 長谷純子

 あけましておめでとうございます。

 今年も相変わらず自分の興味の赴くままに駄文を連ねていきますが、よろしくお願いします。

 今年は3が日明けてすぐに「昼シャン会」という飲み会がありまして。この会は「昼からシャンパンを飲む会」が正式名称で、シャンパンと赤ワイン好きのお姉様方お二人に、アルコールはなんでも大好きという節操なしの私という固定メンバー3人と、時によっては飛び入り参加者も一緒に昼間から飲んだくれる、非常に退廃的な会です。

 昼から何本もシャンパンやワインを空け、時にはカクテルやビールなんかも飲んだ後は大抵カラオケに流れていきます。で、今回は「歌」にまつわるお話です。多分、一定年齢以上でないと分からない曲名が出てきます。先に謝ります。ごめんなさい。

 このカラオケでの選曲には固定メンバー3人の個性が反映します。私の場合、カラオケでは本人映像が重要です。石原裕次郎さんに会いたいときには「ブランテーグラス」を、少年隊に会いたいときには「まいったネ今夜」を、吉永小百合さんに会いたいときには「青い山脈」をと、映像にうっとりするするための選曲が多いです。ちなみに吉永小百合さんは今ももちろん素敵なのですが、お若い時の可愛らしさといったら! 言葉では表現できません。一定の年齢以上の男性に吉永小百合さんを信奉する「サユリスト」がいらっしゃるのも頷けますし、昔の銀幕のスターには突出した容姿をお持ちの方しかなれなかったとことも納得できます。とにかく可愛い。

 で、このカラオケでお姉さまのおひとりが「ひょっこりひょうたん島」を歌われることが多いのですが、この歌、結構脳にこびりつくんです。井上ひさしさんの歌詞とメロディーに力があるからこそなんですが、聞いた後はしばらくの間、エンドレスで、もうくるくるくるくると脳内を巡るんですよ。油断すると、口ずさんでいることも。みなさんにはそういう脳にこびりついている歌はありますか? 

 私の場合「ひょっこりひょうたん島」期間以外だと、「みんなのふるさと」です。ご存知ですか? 山口県の歌なんですよ。調べたら1979年に制定された、正式には「県民愛唱歌」とありました。この「みんなのふるさと」は、私が小学校高学年の時に習って、何回も何回も繰り返し学校で演奏した曲です。演奏する時にずっと脳内で歌っていたからだとは思うのですが、小学校卒業後の今でも油断すると歌が頭の中でくるくるくるくる回っています。三つ子の魂百まで、に近いですね。

 歌詞は著作権に引っかかると思うので、ここには書けませんが、是非インターネットで調べてみてください。山口県の魅力を凝縮した、本当に素敵な言葉が並んでいます。私は特に最後のサビの部分が大好きです。また、この曲の歌声もとても優しく、印象的です。去年? 一昨年? くらいに夕飯を作っていて、テレビからCMかな? 何かでこの歌が流れてきた時にも思わず手を止めて聴き入ってしまいました。

 ところで。こうして今回、書いてみて気がついたのですが、私、普段、本当に何も考えていないんですね。脳内で曲をくるくるさせながら考えごとは出来ませんから。ちょっと自分にトホホです。

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