コラム・エッセイ
中須自然の家から西中国山地へ
翠流▼周南市の中須自然のの家が8月にオープンした。国道からすぐの好立地。すでに利用の問い合わせが多く寄せられているという。野外活動ができる研修施設の必要性はまだまだ高いことがわかる。
▼自然の家近くの旧中須小まで、国道からの道路が拡幅工事中だった。間もなく旧中須小グラウンドを臨時駐車場として使用できることが可能になるという。自然の家までは歩いて数分だ。
▼以前からこの欄でも提案しているが、周南市北部が連携すれば、山口県を超えて西中国山地の魅力を発信できる。今回、中須地区は中須自然の家が整備された。八代には鶴いこいの里交流センターがある。本州唯一のナベヅル飛来地にちなんで鶴展示室、宿泊室、体育館や近くにグラウンドもある。
▼須金は今、ナシ、ブドウの観光農園でにぎわっている。須々万では民間施設の須々万ふれあいの森が人気を集めている。鹿野は長野山緑地公園、せせらぎ・豊鹿里パーク、石船温泉など、自然や歴史を楽しめるゾーンになっている。
▼オープンしたばかりの中須自然の家は、これから3年ていどは利用希望が集中するのではないだろうか。受け入れだけでなく、自主事業も始まっている。同施設で受け入れが難しい場合、同様の機能を持ち、野外活動ができる近隣の施設を紹介できる仕組みはできているのだろうか。一緒になって県内外にその魅力を知ってもらう計画はあるのだろうか。数十年に一度のチャンスを生かしたい。
(延安弘行)
