2026年04月16日(木)

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文化 : 周南市のニュース

周南絆映画祭作品紹介(20~23日)作品紹介

大綱引の恋

監督/佐々部清 企画・出演/西田聖志郎 プロデューサー/臼井正明
出演/三浦貴大 知英 比嘉愛未 中村優一 升毅

 私たち周南「絆」映画祭のスタートに尽力を頂き、昨年3月に亡くなられた佐々部清監督の遺作となった作品です。

 故郷の鹿児島県を舞台にした映画製作に取り組んでいる俳優・西田聖志郎さんの企画を、「六月燈の三姉妹」に続いて佐々部監督が映画化しました。鹿児島県薩摩川内市に伝わる伝統行事「大綱引」に賭ける男たちとその家族の「絆」と、主人公・ヒロインの国境を越えた「愛」を、佐々部監督が丁寧な演出で描いていきます。

 主演は三浦貴大さんと知英(ジヨン)さん、これに佐々部組常連の升毅さんをはじめ、企画・製作でもある西田さん、比嘉愛未さん、中村優一さん、石野真子さん、松本若菜さんら、これまでの佐々部作品を彩ってきた名優たちが脇を固めます。

 地域のイベントを背景に、日本と韓国の国境を越えた純愛を描く—というテーマは、佐々部監督が故郷下関を舞台に撮影した青春映画の傑作「チルソクの夏」に通じるものがあります。今回は正に「大人版チルソク」とも言え、演出、音楽、編集に「チルソクの夏」の香りが感じられるところがあって、佐々部監督ファンにとってはたまらないものになっていると思います。

 デビュー以来、佐々部監督は戦争映画であってもコメディ作品であっても、どの作品でも必ず「家族」「夫婦」「恋人同士」など、大切な絆(きずな)で結ばれた人同士の「気持ち」「心」を描いてきました。多彩な作品群はいわゆる「職人監督」とも言えますが、作品に込めたメッセージは不変のような気がします。

 次回作を含め、様々な企画があったようですが、残念ながら今作が遺作となってしまいましたが、「一期一映」の想いでひとつひとつの作品に取り組んでおられた佐々部監督への感謝の気持ちを込め、この作品を上映させて頂きます。

 23日には西田さん、升さん、臼井正明プロデューサーをお迎えしての追悼スペシャルトークも開催します。皆様是非ご来場ください。

(周南「絆」映画祭実行委員会)

©2020「大綱引の恋」フィルムパートナーズ

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