2026年05月18日(月)

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経済 : 周南市のニュース

[東ソー㈱]2期ぶり減収、営業利益3期ぶり減益 26年3月期決算、経常利益は増

  • 左から後藤課長、谷野さん

 周南市の総合化学メーカーの東ソー㈱(桒田守社長)は13日、グループ全体の2026年3月期(25年度)連結決算を発表した。

 売上高は前期比435億円減の1兆199億円で2期ぶりの減収、営業利益は前期比34億円減の955億円で3期ぶりの減益、経営利益は37億円増の1,068億円で3期連続増益。

 親会社株主に帰属する当期純利益はトーソー・SMD,Inc.の固定資産に係る減損損失193億円を計上し、前期比164億円減の416億円となった。

 ナフサ価格や主要製品の海外市場下落に伴って販売価格も下落したことなどが減収の要因。エンジニアリング事業の売上拡大や交易条件の改善もあったが、在庫受払差の悪化や固定費の増加で減益。一方、為替相場の変動により為替差益の計上で営業外損益が改善し、経常利益は増益となった。

 この日、南陽事業所で経営管理室南陽経理課の後藤滋彦課長と谷野健一さんが決算内容を説明。後藤課長は「主力の塩ビなどは非常に厳しい事業環境だったが、一定の利益を計上することができた」と評価した。

 期末配当は1株あたり50円、中間配当は50円で、年間合計額は前年度同様100円。

 中東情勢の悪化に伴い、今後の生産計画、原燃料コスト、需要面の変化などの不確定要素が多いことから合理的な業績予想の算出は困難と判断し、2026年業績予想は未定。予想可能となった時点で速やかに公表するとしている。

 部門別の主要品目、売上高、営業利益は次の通り。

[石油化学]
 オレフィン・ポリマー、1697億円(前期比350億円減)、97億円(46億円減)
[クロル・アルカリ]
 化学品・ウレタン・セメント、3,460億円(275億円減)、19億円(76億円増)
[機能商品]
 有機化成品・バイオサイエンス・高機能材料、2,729億円(24億円増)、399億円(13億円増)
[エンジニアリング]
 水処理、1,864億円(171億円増)、404億円(67億円増)
[その他]
 運送・検査など、449億円(5億円減)、36億円(7億円増)

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