ニュース
経済 : その他のニュース
【山口県】[㈱トクヤマ]水素製造の水電解装置 柳井の先進技術センターで事業化
経済その他山口県周南市の総合化学メーカー、㈱トクヤマ(横田浩社長)は、柳井市南浜の先進技術事業化センター内にアルカリ水電解装置の製造、開発拠点を開設することを決め、26日に県庁で進出協定調印式が開かれた。今年9月に工場建設に着手し、2023年6月ごろの装置量産を予定。投資額は約12億円で新規雇用の35人を含む65人ていどが従事する。
アルカリ水電解装置は、アルカリ水溶液に直接電流を流して、水素と酸素を発生させる装置。水の電気分解には、風力、太陽光など二酸化炭素(CO2)を排出しない再生可能エネルギーで作る電力を利用する。再生可能エネルギーでつくられた水素は「グリーン水素」と呼ばれ、究極のクリーンエネルギー技術として期待されている。装置の販売先は、オーストラリア、インド、中国など自然エネルギーが豊富で、再エネ電力価格の安価な地域を想定している。
同社が持つ技術を活用した今回の装置は世界最高レベルの低消費電力性能を実現。プラチナなどの貴金属を大量に使用しないため低コストでの装置の大規模化を見込む。単位敷地面積あたりの水素製造量が多いのも強みとなっている。
