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経済 : 周南市のニュース
23年秋完成へ、駅前棟から着工 徳山駅前再開発、安全祈願
経済周南市周南市の徳山駅前地区市街地再開発の安全祈願祭が24日、徳山駅の東側の現地で30人が出席して開かれた。総事業費は112億円を見込み、1万2,300平方メートルの敷地に徳山商工会議所の事務所などが入る駅前棟、分譲マンションの住宅棟、ホテル、商業棟、駐車場などを建設。駅前棟は来年春以降、施設全体の完成は23年秋以降を目指している。
同再開発組合(小野嘉久理事長)が事業主体で、施工はフジタ・沢田・洋林特定建設工事共同企業体。事業費のうち82億円は保留床処分金、30億円は国、市の補助金でまかなう。
施設を買い取る保留床処分予定者は、ホテル、駐車場を含めた商業施設が周南パークタウン開発(宮本治郎社長)、住宅棟の住宅部分は大和ハウス工業、駅前棟の4階~6階は徳山商工会議所。残りは地権者らが所有する権利床など。
最初に完成する駅前棟は鉄骨造6階建てで延べ床面積2,530平方メートル。1、2階が店舗、3階がオフィス、4階以上が商工会議所。徳山駅前図書館などの駅前賑わい交流施設とは駐輪場の屋上の庭園でつながる。新型コロナウイルスの影響で当初の予定より1カ月半ほど遅れたが、7月下旬から工事が始まっている。
住宅棟は18階建てで1、2階を店舗、3階以上を100戸の分譲マンションにする計画。ホテル棟は12階建てで1、2階が商業店舗、3階以上がホテルで、117室。進出するホテル名は公表されていない。
商業棟は3階建てで延べ床面積9,220平方メートル。1階に食品スーパー、グルメマーケット、2階に専門店などのテナントの入居を想定している。駐車場は立体式と屋上を合わせて190台分になる。
安全祈願祭は遠石八幡宮の黒神直大宮司が斎主で、祝詞の奏上、刈初めなどがあった。神事のあと、小野理事長(51)は「駅前再開発がまち全体の起爆剤になると信じている」、藤井市長は「まちにとって誇りとなる施設になるよう支援します」と述べた。市議会の尾崎隆則副議長は青木義雄議長のメッセージを代読し「商店街再生へ力強く一歩を踏み出せた」と期待を表明した。
