2021年11月30日(火)

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経済 : 周南市のニュース

徳機駅前ビル着工 14階建て東横インが再来年開業 市内のホテル不足解消へ

  • 地鎮祭に出席した人たち

  • くわ入れをする岡田社長(左)と渡辺会長

  • ホテルの完成予想図(東横イン提供)

 周南市の徳機(岡田哲矢社長)が同市御幸通2丁目に新設する徳機駅前ビルの地鎮祭が1日に現地で営まれた。同ビルには全国でホテルチェーンを展開する東横イン(東京都)の新館が2023年6月にオープンする予定。

 徳機は2017年2月に同地の中国新聞防長本社ビルを買い取り、翌年に隣のビルも取得。19年秋に解体を終え、西京銀行の仲立ちで東横インによるホテル運営が決まった。敷地面積は480平方メートル、延べ床面積は3,017平方メートルで総工費は9億円弱。土地と建物は徳機が所有する。

 ホテルは14階建てで全170室。シングル、ダブル、ツインのほか、障害者や高齢者が使いやすいように工夫したハートフルルームを備え、県福祉のまちづくり条例に適合した設計となっている。市内で最も多い客室数のホテルはホテル・アルファーワン徳山で221室。

 支配人を含めホテルスタッフは地元から採用し、雇用の創出を狙う。ホテルにはレストランや売店を置かず、宿泊客が地元店を利用することで地域発展につなげる。同市内では東横イン徳山駅新幹線口が千代田町にある。

 当初は20年5月に地鎮祭を開く予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で着工が延期されていた。

 この日は、岡田社長、西京銀行の平岡英雄頭取ら関係者30人が出席し、遠石八幡宮の黒神直大宮司が祭主を務めた。刈り初めは設計担当の熊本県の日創アーキテクトの別当公一社長▽くわ入れは岡田社長と東横インの渡辺憲二会長▽すき初めは工事施工の東横イン電建の小林和弘副社長が務めて、工事の安全を祈った。

 岡田社長は「昨年のコロナ禍で宿泊者数が増えているのは全国で山口県だけだと聞いている。まだまだ周南市にはホテルが少なく開発の余地があるということで、ホテルの出店に至った。市の繁栄には駅前の再開発が重要で、そのお手伝いができれば」と語った。