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経済 : 周南市のニュース
もっとおいしくなる 山本さん講師に日本酒セミナー
経済周南市周南市の周南観光コンベンション協会が6日、徳山駅前図書館の交流室で日本酒セミナーを開いた。同市政所の山本屋社長で、利き酒師、日本酒学講師、国際利き酒師の資格を持つ山本忠明さん(44)の講義を13人が熱心に聴いた。山本社長は「日本酒は単にアルコールではなく、こうじ文化、伝統文化があることを知ってほしい」と話した。
講義は酒の誕生と歴史から始まり、日本酒は2000年以上の歴史を持つ国酒で、目に見えない微生物で発酵させた醸造酒で飲用温度の幅が広いこと、コウジ酸やウイルスなどを分解する酵素を高める効果があるエクソソームなど健康効果もあると紹介。
続いて日本酒の原料や酒造工程の講義は、120品種以上も酒造用米と呼ばれる専用の米があり、種類によって味わいがちがうことや、蔵によって自社で培養した自社酵母のほか日本醸造協会で頒布している、きょうかい酵母などを使って酒造していることなど紹介しながら酒造工程を説明。
ラベルの見方や香味、10度の花冷え、30度の日向燗、など風情あふれる表現がある飲用温度例も紹介した。
これから「ひやおろし」が楽しめる秋の季節。夏の間、ひんやりとした蔵で熟成を深め2度目の加熱殺菌をしない「冷や」のまま樽に「卸し」た、ひやおろしは豊穣の秋にふさわしい穏やかで落ち着いた香り。
山本社長は「冷やしたり、温めたり、酒器を変えたり、いろんな飲み方をぜひ試して、日本酒でより豊かな時間を味わってもらえれば」と笑顔で話した。
同市内在住で地元企業に勤めて日本酒のマーケティングを担当している参加者のネパール出身のポカレル・スニルさん(25)は「にごり酒が好きだが、これからいろんな日本酒の飲みくらべしてみたい」と話した。
