2026年06月01日(月)

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経済 : 周南市のニュース

11年の時を刻む中島屋の古酒 世界最大の品評会SAKE部門2位報告

  • 「刻悠」を持つ笑顔の中村社長

 周南市土井で200年続く酒蔵、中島屋酒造場(中村信博社長)の「刻悠(こきゅう) カネナカ生酛(きもと)純米大吟醸古酒」が、イギリスのロンドンで開かれた日本酒のコンテストで2位に選ばれ、19日に中村社長が市役所を訪問し、藤井律子市長に受賞を報告した。

 このコンテストは4月に開かれた世界最大規模のワイン品評会の「IWC」で、日本酒の「SAKE部門」には今回、1,499銘柄がエントリー。7月に発表があり、刻悠は古酒の部で、優勝の「トロフィー」に次ぐ「地域トロフィー」を受賞した。

 琥珀色の刻悠は2010年に仕込んだ11年もので、原料の米は山田錦。瓶に詰めた後に、日光が当たらない涼しい蔵の中で熟成させた。息をしながら生きて長い時を刻み、円熟味を増した酒という意味で、呼吸と重ねてネーミングした。

 ブランド力の向上を狙い、周南地域地場産業振興センターのサポート事業を活用して、ラベルと桐箱入りのパッケージを新たにデザインした。

 アルコール度数は18度。上品で甘味と奥行きがある味わいで、ステーキなど味のしっかりした食事と相性が良く、常温や燗(かん)で飲むのがお勧めだという。720ミリリットル瓶で1万1千円。700本限定。

 同社は、2019年に「カネナカ 生酛純米」がゴールドメダル、2020年に「カネナカ 生酛純米 山田錦」がトロフィーに選ばれ、3年連続の受賞となった。

 藤井市長は「おめでとうございます。これからもおいしいお酒をいっぱい作ってください」と話した。中村社長(32)は「古酒のコンクールがあまりない中、海外で評価されたことで今後は価値がさらに見出せると思う。これを機に、古酒の商品化をしていきたい」と喜んだ。

 問い合わせは同社(電話=0834-62-2006、Eメール=tnk1774@ccsnet.ne.jp)へ。

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