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経済 : 周南市のニュース
【山口県】[山陽新幹線徳山駅]のぞみ15本が9本に減便 新山口駅と明暗分かれる?
経済周南市昨年12月にJR西日本が発表した3月18日(土)のダイヤ改正で、山口県周南市の徳山駅に停車する山陽新幹線「のぞみ」の本数が、現行の15本から9本(上り下り含む)に減便することがわかった。
今回の改正で「のぞみ」は9本に減便するが、新大阪駅と鹿児島中央駅間を運行する「さくら」は11本から20本へ増便される。
新山口駅は23本から29本へ増便
徳山駅の「のぞみ」減便の一方で、山口市の新山口駅の「のぞみ」停車本数は現行の23本から29本に増便したこともわかった。「さくら」は23本から14本に減便する。
新山口駅は「のぞみ」、徳山駅は「さくら」と駅によって停車する列車を使い分ける形をとった。
改正理由に疑問残る
徳山駅の昨年度(2021年4月〜22年3月)の乗降者数は約1万6百人(1日あたり)に対し新山口駅は約1万人と、利用者数は徳山駅が多かった。
「のぞみ」減便についての理由をJR西日本に聞いたが「運転間隔の均等化、わかりやすいダイヤを提供するため」と話すにとどまり、減便についての質問には明言しなかった。
「さくら」の割り振りについても関西、九州からの利用者数が多いわけではなく、利便性との相関関係についての回答はなく、疑問が残る形となった。
来年度の改正に向けた動向は?
新山口駅は2021年に造られたKDDI維新ホールを活用したコンベンション誘致による県外からの集客や、湯田温泉を起点としたコロナ明けの観光需要が見込まれる。
JR徳山駅周辺では2018年に「徳山駅前賑わい交流施設」を開設。スターバックスコーヒーなどが入る施設はCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)が管理し、市はこれまで新たなにぎわいを創出したと発信してきた。12月には駅前再開発の完成も控え、各所から期待の声も聞こえてきている。
JR西日本の広報はその背景も把握したうえで、県、市の要望を参考にして今回の改正に踏み切ったと話している。
企業城下町の周南市において東京、名古屋との利便性が高い「のぞみ」の減便は企業誘致にも少なからず影響を及ぼすだろう。次回のダイヤ改正に向けて市、経済団体の動向が注目される。
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