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経済 : 周南市のニュース
【周南市】酒粕入りのヴァイツェン つなぐファームが新作ビール
経済周南市山口県周南市新町の㈱つなぐファーム(平重敦嗣社長)が1月末から、酒粕入りのクラフトビール「つなぐヴァイツェン」を販売している。
同社は山口市秋穂二島で耕作放棄地を活用した肉牛の放牧と肥育を手がけ、1次産業の農家、2次産業の製造業、3次産業の販売業の3つを1企業で一貫する「6次産業」を目指している。
放牧地で栽培するレモンの有効活用を目的として2022年に、レモンの皮を取り入れたクラフトビールを企画し山口地ビール㈱に製造を依頼。発売した1千本が売り切れるほどの人気を集めた。
第2弾の「つなぐヴァイツェン」はつなぐファームのブランドの日本酒「tsunagu純米吟醸」の原料の酒米「穀良都(こくりょうみやこ)」から出た酒粕をブレンド。フルーティーな白ビール、ヴァイツェンに酒粕の香りが加わりクリーミーな味わいに仕上がっている。
穀良都は山口県産の酒米として評価が高く、昭和天皇即位の時の献上米に選ばれた。栽培の難しさから戦後は手がける農家が減り、現在は「幻の酒米」とも言われている。「tsunagu純米吟醸」は同市の酒蔵、山縣本店が製造。周南市の2企業が酒粕の再利用でビールに新しい風を吹き込む。
1本330ミリリットルの600本限定。販売は2本セットで1386円。市内の同社事務所、オンラインショップで購入できる。
同社の宮本創一GR事業部長(46)は「賞味期限が1年で長く保存できるのが特徴。周南市に由来するビールをぜひ飲んで欲しい」と呼びかける。
[㈱つなぐファーム]
周南市新町2-14河島ビル1階
TEL.0834-32-5115
午前10時〜午後5時
定休:土・日曜、祝日
https://tsunagufarm.base.ec/
