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【周南市】塗装で強度アップ!?「染めQ」 沖管工工業が取扱開始
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山口県周南市古泉で建設業を営む㈲沖管工工業(沖良彦代表)が、ナノ粒子の密着塗装材で老朽化する社会インフラの再生・延命の一助を目指す。
1960年の創業以来、これまでも化学プラントの保全業務などで塗装に携わってきたが、成分のナノ粒子化と強力な密着力で水と空気を通さず長期間さびを抑え込み、かつコンクリートの20倍もの強度の塗膜を形成する「染めQ」の塗料に出会い、補強工法への取り組みを決めた。
「染めQ」は茨城県の㈱染めQテクノロジィが独自のナノ密着技術であらゆる素材を塗装で補強し再生する新しい工法を実現させた。
国内では日産自動車の工場床や、都営地下鉄新宿線のトンネル補修等で使用。岩国市の旭酒造㈱に設置した建築家の隈健吾氏が手掛けた久杉橋の変色防止にも効果を発揮。
海水が打ち付ける鋼矢板や、さびで劣化した鉄骨階段、油が浸透した厨房の床も塗装で改善。遮熱対策で窓やエアコンの室外機にも使用できるという。
沖代表(56)は一昨年春にUターンし2代目社長に就任。前職ではトイレや浴室などを製造販売する大手メーカーの営業部長や広報部長を務めた。先代が体調を崩したため早期退職し、会社を引き継いだ。
「染めQの活用でさびや劣化の抑制に加え素材の強度もアップする。それにより老朽化したものを壊すことなく再生、延命、強度の復元が可能。廃棄物なしの再生補強で世の中の様々なお困りごとが解決でき、必ず世のため人のためになると思う」と新たな分野への挑戦に意気込む。
これまでは同社でも古くなったモノは取り替えてきたが、SDGsの「再生利用と廃棄物削減」に貢献できたらと話している。問い合わせは同社(0834-63-3229)へ。
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