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経済 : 周南市のニュース
【周南市】神杉さんが「手軽にハーブティーを」 「オブラート使った紙コップ」で実用新案
経済周南市お湯をそそぐだけでハーブティーなどを手軽に楽しめる容器を山口県周南市遠石の神杉行夫さん(71)が開発、10月に「嗜好品を内蔵した紙コップ」として実用新案を取得した。神杉さんは「できれば名称を考えて商標登録もし、商品として世に出せるようにしたい」と商品化の協力者も求めている。
神杉さんは工業高校を卒業して計量計の整備や大工の仕事に携わり、現在も自営業で機械の保守点検、清掃などの仕事を続け、職場では若いころからさまざまな工夫、改良に取り組んできた。
今回の紙コップは数年前、テレビで、急須を使ってハーブティーを入れている姿を見てもっと便利にできないかと考えて考案した。
実用新案を取得した容器は紙コップ2個を使い、底を抜いて医療用ガーゼとオブラートを重ねて張った紙コップを、ハーブを入れた紙コップに重ねて作る。オブラートを張ることで湿気を防ぐことができる。
飲む時はお湯をそそぐだけだが、最初にハーブを蒸らすため少量のお湯を入れるとオブラートは溶け、10秒から15秒後に飲みたいだけのお湯を入れる。
京都の専門店から取り寄せたローズレッドなどのハーブや、知覧茶などを試したがいずれもおいしく飲め、家族や知り合いの間で楽しんでもらっている。底を抜く時は大工道具の毛引きカッターを使うときれいに切ることができる。
実用新案の出願は徳山商工会議所が毎月開いている専門相談会を利用してやまぐち産業振興財団の支援を受けて取り組み、2カ月で取得できた。
中に入れるハーブなどの調合に特に制限はなく、スープのようなものでも入れられそう。お湯があれば屋外でも手軽に暖かい飲み物を飲むことができる。神杉さんは「人を幸せにすることが自分を幸せにすることにもつながる」と話している。
問い合わせは神杉さん(TEL.090-3637-2764、FAX.0834-21-1075、Eメール rivxx131@docomo.ne.jp)へ。
