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経済 : 周南市のニュース
【周南】30秒間うなる坂本さんのベース サンテックのTVCMが入賞
経済周南市周南市のプラント建設、メンテナンス業、㈱サンテック(近森隆宏代表取締役)のテレビCMが11月20日、全日本シーエム連盟(ACC)が主催する第63回 ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS のフィルム部門で地域CMのファイナリスト賞を受賞した。
この賞はテレビやラジオなど優れたCM作品を表彰するもので、1961年に創設された。今回のフィルム部門では「人々の視野とこれから選択できる未来を広げ、人間性を豊かにすることに貢献したと言える作品」に焦点を当てて作品が選ばれた。
受賞した同社CMのタイトルは「未来が生まれる。柳井事業所開設」で同事業所開設に伴う人材募集を呼びかけるもの。2021年8月からyabで流れている。長さは30秒で、スガシカオさんや水樹奈々さんらのサポートベーシストとして活躍する坂本龍太さんが、ヘルメットに作業服姿でアップテンポなベースソロを披露する。
坂本さんのベースの指使い、工場で溶接や金属研磨に携わる同社の社員、作業中に飛び散る火花が交互に映し出される。映像開始から23秒後に「未来が 生まれる 音がする。」のキャッチコピーが登場。「柳井事業所開設 スタッフ募集」の表示が続き、最後に一言だけ「サンテック」のナレーションが入る。
広告会社は読売広告西部徳山支社。制作したコンテンツスタジオ変(山口市)の山下明仁さん(57)は、ものづくりに関わる職人のイメージを坂本さんに体現してもらった。バンドが奏でる楽曲の要であり縁の下の力持ちとしてのベースに、工場の稼働に欠かせない同社のイメージを重ね、映像を見た社員が自社との一体感、誇りを感じられるものを目指した。
CMの効果もあり予定した人員数は既に確保。現在はスタッフ募集のテロップがない映像をyabの木曜夕方のニュースと午後10時の放送、土日のランダムな時間帯の放送で見ることができる。ユーチューブでも閲覧可能で出演した若手社員にも良い刺激になった。
近森代表取締役(53)は「他社の素晴らしいCMが並ぶなか、当社の作品が受賞できてすごく誇らしい」▽山下さんは「クライアントのサンテック様が私のアイデアを採用してくれ、それが評価されたことは本当にうれしい」と喜んだ。
