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地域 : 下松市のニュース
【下松市】笠戸島にコミバス 市街地に新路線 新規バス2路線運行開始
地域下松市下松市に1日、笠戸島と市中心部を結ぶ「コミュニティバスかさど号」▽防長交通㈱による市街地の新路線という新しい2つのバス路線が誕生した。(山上達也)
かさど号 運賃値下げ、バス停増設
「コミュニティバスかさど号」は9月30日で島内の運行を終了した防長交通㈱の路線を引き継ぐ形で、9人乗りのワゴン車を市が委託した周南近鉄タクシー㈱が運行する。路線は笠戸島最南端の深浦地区と生野屋南の周南記念病院を結ぶ全長22.1キロ。
平日は深浦―同病院を3往復▽深浦―下松駅を2往復する。病院が閉院する土日祝日は深浦―下松駅を5往復。乗客が9人を超えれば同社が臨時便を出す。
運賃は深浦―同病院が300円で、これまでの960円より大幅に安くなった。島内に3カ所の自由乗降区間を設ける。防長交通時代のバス停に加えて、ひらめきパーク笠戸島▽本浦奥▽笠戸島公民館▽サイコロトイレ前に新バス停を設けた。
この日は始発のサイコロトイレ前バス停で出発式があり、国井益雄市長は「皆さんに長らく愛されるバスに」とあいさつ。近藤康夫市議会議長、岩本信行笠戸島自治会連合協議会長、周南近鉄タクシー㈱の西岡洋代表取締役社長がテープカットして祝った。
乗客の深浦の矢野清美さん(84)は「安い運賃で通院や買い物ができるのは助かる」と喜んでいた。
市街地新路線 市長「移動手段の問題解決の一助に」
市街地を走る新路線バスの出発式は下松駅南口前で開かれた。運行する防長交通㈱にとってバス路線の新規開設は久しぶりで、出席した同社の東田成民代表取締役社長も「私が4年前に社長に就任して以来、新規路線の開設は初めて。当初は困難と考えたが、国井市長の熱意に押されて新設を決断した」と話していた。
新路線では西市通▽下松工高前▽Kビジョン前▽望町3丁目のバス停を新設。ゆめタウン下松、サンリブ下松、周南記念病院を結ぶことで利用者の利便性を高めた。下松駅前―周南記念病院を1日8往復運行する。
国井市長は「これまでバスの運行がなかった地域の生活の足として、移動手段の問題を解決する一助になることを期待している。高齢者や多くの市民の皆様に親しみをもって新規バス路線を利用していただきたい」とあいさつ。近藤議長、東田社長とテープカットして祝った。
