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【下松市】水道料金値上げ後も“県内最安”維持 審議会答申・来年4月改定か
地域下松市全国の市で4番目に安い下松市の水道料金が、来年4月から36年ぶりに値上げされる見通しになった。値上げ幅は26%と高いものの、値上げ後も県内の全19市町で最も安い料金は維持される。
(山上達也)
同市の水道料金は1991年に改定されて以来、据え置かれている。市上下水道局によると現行料金が続けば2027年度は単年度赤字に転落し、30年度には現在約14億円の内部留保も枯渇するという。
そこで同局は6月、適正な水道料金水準への意見を市上下水道審議会(会長・伊藤敏安周南公立大教授)に諮問した。同審議会は3回の協議で値上げ幅をまとめ、答申書を大野孝治市上下水道局長に提出した。
平均月額1,833円が2,345円にアップ
答申書によると値上げ幅を一般家庭の1カ月の標準使用量(13ミリ口径で24立方メートル)で比較すると、現在の月額1,833円が2,345円にアップする。しかし県内で比較すると下松市に次いで2番目に安い岩国市の2,640円より安いため“県内最安”は維持される。
改定時期は来年4月1日を想定。改定から4年をめどに妥当性や料金改定の必要性を検討するとしている。
同局はこの答申をもとに、市議会12月定例会に議案の提出を目指す。伊藤会長は「料金改定が不可避な中、水道料金の安さが東洋経済新報社“住みよさランキング”の全国5位という要因もあり、県内最安を維持できるようにした」と強調。大野局長は「人口減少と維持管理費の増大が続く中で、将来を見越した論議に感謝している」と話していた。
一般家庭の平均水道料金は光市が2,760円▽周南市が3,724円。下松市の値上げで料金の差は縮まる。
