2025年04月30日(水)

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イオン光店で感染者確認 岩国市の10代女性勤務 県は感染者の「居住地」のみ発表

  • 感染者の陽性確認と閉店時間切り上げの掲示

  • 臨時休業しているパン店

 新型コロナウイルスに光市浅江のイオン光店に勤務する岩国市在住の10代の女性が感染していることが12日、わかった。これまでも居住地と勤務先が異なるケースの感染者が多い半面、県の発表は居住地の市町名だけの公表にとどまっており、今後の対応の改善が求められそうだ。

 県は12日夜、新たに感染が確認できた20例目から23例目までの4人を発表したが、このうち21例目がイオン光店に勤務する女性。岩国市の実家に帰省した福岡市の専門学校生の19例目の男性の家族で、県によると症状はないという。

 県はこの女性の職業を「製造業」としているだけで、職場は発表していない。しかしイオン光店は12日夜に「当店の従業員につきまして検査の結果、新型コロナウイルスが陽性であったことが判明しました。これを受け店内(売り場・共有スペース等)の清掃消毒を実施いたします」と文書を店内に掲示して店内から感染者が出たことを明らかにし、閉店時間を本来の午後10時から9時に繰り上げた。同様の文書は同店のホームページにも掲載した。

 13日朝には同ホームページで「店舗の清掃消毒を実施し完了しましたので、13日(午前)7時に通常通り営業を再開させていただきました」と発表し、女性が勤務していたパン店を中心に清掃消毒作業をしている写真8枚も公開した。

 なおパン店には「店舗の都合上、臨時休業させていただきます」の表示があり、当面は休業する。店の周囲をセーフティーコーンとバーで囲んで立ち入り禁止にしている。

 こうした動きに市も柔軟な姿勢を見せ、これまでは市ホームページに市内在住者の感染情報しか掲載していなかったが、今後は市外在住者であっても市内の事業所に勤務する感染者が出た場合は、必要に応じてその情報もアップする方針だ。

 市健康増進課の田中満喜課長は「市民が不安を抱くことのないように対応していきたい」と話している。県は今後、住民が不安にならないよう、必要な場合は勤務地の公表も求められるだろう。

 なお県が12日に発表した新たな感染者は21例目のほか、20例目は岩国市の30代の介護職の女性▽22例目は下関市の70代の公務員の男性▽23例目は山口市の30代の会社員。13日は24例目の同市の30代の主婦も発表した。

 20、21例目は19例目の家族だがともに症状はない。22例目は発熱はあるが容体は安定、23例目は発熱と全身のけん怠感がある。24例目はその家族。

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