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地域の声を届けて29年
地域その他■藍綬褒章
1991年4月から現在まで29年間、総務大臣から任命される行政相談委員として、市民から寄せられた「こうしてほしい」「困っている」などの声を国や県、市など行政機関に届けて改善や解決につなげてきた。受章に「びっくりした。身に余る光栄です」と笑顔を見せる。
消費者学級のメンバーとして食品の安全などについて消費者に伝えていた。その姿を見た当時の新南陽市職員から相談委員就任の打診を受け、軽い気持ちで引き受けた。
毎月1回、学び・交流プラザで行政相談所を開いて相談を受けている。押しボタン信号機の押しボタンケースが壊れていてボタンを押しにくいので直してほしい、踏切の歩道が凸凹になっていて小学生がつまずいた、など寄せられる要望や苦情はさまざま。必ず現場へ行って自分で確認し、担当している行政機関などに要望を伝える。
縁石が崩れて手押し車の高齢者の通行に支障が伝えていた歩道は、補修工事が始まり、バリアフリーの歩道に変わった。
生活困窮、年金の受給額、近所の空き家など、身の上や民事問題は民生委員を務めた経験も生かし、改めて相談先を紹介することもある。困った人の力になり、少しでも安心してもらうことが喜びだ。
「これからも地域の人に支えてもらいながら今までの経験を生かし、健康に気を付けて続けていきたい」と話している。
