ニュース
地域 : その他のニュース
3市のトップ切り申請書発送 10万円給付金・職員総出で集中作業 今月末の給付開始目指して
地域その他新型コロナウイルス感染症対策で国が国民1人当たり10万円を給付する「特別定額給付金」の申請書の発送作業が12日、周南3市のトップを切って下松市で始まった。作業は翌13日に終了し、早ければ今月下旬から給付が開始される。
同市の申請書の発送先は約2万7千世帯。12、13両日に1日当たり職員45人が市民体育館に詰めて、14ラインで申請書の封入作業を進めた。職員は各部の課長以下から数人ずつ集められ、両日で計約90人が動員された。
窓つき封筒が全国的な同申請書の発送作業のため品薄で手配できず、代わって郵便局の「レターパック」に書類を封入して発送。職員は封筒に張ったあて名シールと、申請者の氏名や住所をあらかじめプリントした申請書が間違っていないかを複数でチェックし合って封をし、回収に訪れた下松郵便局の車両に積み込んだ。
12日の作業開始前に藤本泰延総務部長は「迅速かつ正確に作業を進めてほしい。一日でも早く、確実に市民に給付金を届けよう」と訓示。作業はさながら選挙の開票作業の雰囲気で、合間には国井市長も会場を訪れて職員を激励していた。