2026年05月25日(月)

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【山口県周南地域】[新型コロナウイルス]止まらない感染者増 「あらゆる場面にリスク」

 新型コロナウイルス感染症の感染者の増加が止まらない。1週間ごとの集計では、11月27日から12月3日までの山口県内の合計は5,469人だったが、11日から17日までは1万425人と倍増。これに歩調を合わせて周南、下松、光市の感染者も増加傾向で、不安を感じる市民も出てきている。

 県健康福祉部の新型コロナウイルス感染症対策室では、現在の感染拡大について「特定のところではない。いろんなところにリスクがある状況。あらゆる場面で感染リスクが高まっている」と話し、県のホームページなどでは「十分な換気」「こまめな手洗い・手指消毒」「会話時のマスク着用」「共用部分の消毒」などを呼び掛ける。

 しかし、どこで感染が広がっているのかになると、現在は保健所単位での感染者数だけで、市町別の感染者数は不明。保健所に医療機関から報告があった感染者数に自宅療養者フォローアップセンターに報告があった数を加えて県全体の感染者数になるが、センターに報告があった感染者の居住地は集計ができていない。

 保健所ごとの感染者数も変動が大きく、13日には①宇部380人、②周南357人、③山口236人、④下関214人だったが、14日は①宇部343人、②下関329人、③周南275人、④山口235人の順。その後も宇部、下関が多くなっている。

 年代別では、16日から18日までの3日間の合計で、10代が最も多く923人と感染者の2割を占めている。40代が766人、9歳以下の合計が693人でこれに続く。60歳以上は16.5%にとどまっている。

 クラスター(集団感染)の発生も、県と市で情報の共有はなされているが、個別の発表はしていない。

 入院者も1日は218人だったが、18日は335人と1.5倍に増え、1人だった重症者は3人になった。亡くなる人も連日、複数の死亡が発表されるなど、感染者数に比例して増えている。

 一方、ワクチンの接種も推進し、集団接種も県や市が続けているが、以前のように市町ごとの接種率は出していない。今後、感染者数は減少に向かうのか。そのきざしはまだみえてこない。

(延安弘行)

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