2026年06月03日(水)

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長穂、遠石とも田中組 市民センター入札 遠石は落札者なしで再入札

 周南市の長穂支所兼市民センター、遠石市民センターの本体工事の入札が10月23日に開かれ、新長穂支所などは田中組が2億4,830万円(税別)で落札した。遠石市民センターはこの日はすべての応札額が低入札調査判断基準額を下回ったため29日に再入札があり、こちらも田中組に2億5,800万円(税別)で決まった。

 入札は条件付き一般競争入札。判断基準額は落札額が低すぎて下請けへのしわよせがいくことなどを防ぐために設けられているが、すべての応札額がこれを下回るのは珍しい。新長穂支所などの入札では参加した3社のうち1社が判断基準額を下回って不落札になった。

 工事は今年度と来年度の2年がかりで完成はいずれも来年12月。長穂支所兼市民センターは現在、旧国民宿舎長穂荘を使っているが、災害の特別警戒区域にあるため、旧長穂小の跡地に新築、移転する。鉄骨平屋建てで面積は661.89平方メートル。支所の事務室、大会議室、調理室、読書・交流スペースが鍵の字型に配置されている。

 ホタルまつりなどのイベント時に使いやすいようにと屋根を大きくして軒先を張り出させている。近くに観覧席にもある階段も設ける。徳山高専の学生も加わったワークショップなどで住民の意見を聞いてまとめた設計で、事業費は4億2,500万円。長穂小のグラウンドは引き続き、地域のグラウンドとして使用する。長穂の人口は9月末現在で665人。

 遠石市民センターは現在のセンターが1970年の建設から約50年が経過して老朽化し、規模も484平方メートルで市中心部のセンターでは最も小さかった。

 新センターの敷地は旧出光若草住宅跡で市が購入した。新センターは鉄骨平屋建てで703.35平方メートル。大会議室や和室、調理実習室、談話スペースなどがある。総事業費は4億3,500万円。遠石地区の人口は9月末現在で8,297人。新センター前の旧若草グラウンドにはマンションが建つ。

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