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地域 : 周南市のニュース
「光なき光の街」に 繁華街の飲食店にネオンまばら 行政、経済界一体の支援を
地域周南市新型コロナウイルスの感染症の拡大は周南地域全域にも深刻な影響を与えている。かつては仕事を終えた人たちでにぎわっていた光市島田の繁華街も例外ではなく、まさに日が暮れてもバーやスナック、スタンドにネオンさえまばらな「光なき街」になっている。(山上達也)
島田の繁華街は市の2大企業の日鉄ステンレス山口製造所光エリアや武田薬品工業光工場の従業員がよく利用し、企業幹部や商業者にとっても商談や情報交換の場になっていた。
しかし年々お客が減少。新型コロナウイルスの感染者が県内でも確認された3月から客足は驚くほど落ち、大半の店で8割から9割減に減ったという。そのため4月中旬以降はほとんどの店が休業している状態だ。
県飲食業生活衛生同業組合光支部の上原良一支部長は「島田の繁華街で夜も明かりがついているのは、建物の共用部分とコンビニエンスストアぐらいだ」と事態の深刻さを嘆き、22日に市に提出した要請書では「せめて家賃やカラオケリース料といった固定費の一部を助成してほしい」と求めた。
22日午後7時、筆者は島田1丁目の飲食店街を歩いたが、ネオンがついている店は数店で、飲食店ビルの中にはどの店のネオンサインも点灯していないところがあった。
まさに「光なき光」だ。光の夜の街が、かつてのようによみがえる日は訪れるのだろうか。行政と経済界が一体になった取り組みが急がれている。
