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地域 : 周南市のニュース
和田でクマに襲われ負傷 出没警報を発令 今年は人家近くに出没
地域周南市24日午後6時ごろ、周南市和田の夏切で、ジョギング中の男性(46)がツキノワグマに襲われ、胸をひっかかれ、左腕をかまれた。男性は自力で自宅に帰り、その後、病院に行った。現在は自宅にいて命に別状はない。同地区では県、市がパトロールを強化し、25日朝は小中学生を保護者が車で送るなどした。この日、県はクマ出没警報を発令し、近く市が捕獲用のおりも設置することにしている。警報の期間は7月8日(水)まで。
現場は人家が点在する地域。男性は道路を走っていて川から上がってきたクマに背後から襲われたという。25日は毛利町の県周南総合庁舎でクマ出没緊急対策会議が開かれ、県自然保護課、周南警察署、周南農林事務所、市、市教委などの担当職員や地元から20人が出席し、捕獲やパトロールなどの対策を話し合った。
県のまとめでは今年度の目撃件数は25日までに66件あり、4頭が捕獲されてすべて殺処分されている。昨年度は1年間で231件の目撃があり、捕獲は26頭。そのうち21頭が殺処分され、5頭が学習放獣された。出没警報発令は2017年から昨年までは年に一件出され、今年は今回が初めて。
周南市農林課有害鳥獣対策室によると、周南市内ではクマの目撃件数は例年より増えてはいないが、人家に近いところで目撃される場合が増えている。
対策としては出歩く時は数人で、声を出してクマに存在を知らせることや、クマのえさとなる生ごみなどを家の周囲に放置しないことなどがある。クマに出会った場合は冷静に対処し、あわてて逃げると追いかけてくる場合があるという。しかし、銃による射殺は人家近くでは禁止されていてわなで捕獲することしかできない。
