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子どもたちと 保護者に 弁当170食 徳山大の学生支援も 「みんなの久米ハウス」が輪広げる
地域周南市「子どもの居場所づくり」から始まった周南市の久米地区社会福祉協議会(河村保彦会長)の「みんなの久米ハウス」の活動が、子どもだけでなく高齢者や徳山大生も加わり、大きく輪を広げている。活動日は土曜で、7月4日まで児童とその兄弟姉妹、保護者に弁当を配る。6月29日は徳山大学の学生に食料を支援。7月25日からは夏休み勉強会を始める。
この活動は2018年度から市社会福祉協議会の「子どもの居場所づくり事業」による「周南こどもハウス久米」としてスタート。2020年度から久米地区社協が「みんなの久米ハウス」と名称を変えて引き継いだ。
引き継いだ当初は子どもたちが集まり、一緒に食事をして勉強や交流をする活動を考えていたが、新型コロナウイルス感染拡大で、6月13日から希望する子どもと保護者に予約制で弁当を無料で配り、家族のふれあいの機会を作る活動を始めた。
13日と27日は久米市民センター、20日と7月4日は共楽養育園そばのこども家庭センターぽけっとが会場。「くめっこ弁当」と名付け、県共同募金会から「赤い羽根子どもと家庭の緊急支援全国キャンペーン」で27万円の助成も受けた。27日は170食の申し込みがあり、配付時間前から親子連れなどが次々と訪れた。
購入した弁当をスタッフ6人で手渡したが、市民センターの玄関前には短冊に願い事を書いて七夕飾りに取り付けるコーナーもあり、子どもたちが願い事を書いて楽しんだ。
河村会長(73)は「子どもだけでなく、高齢者の居場所づくりに結び付けたい」と張り切る。
7月18日にはお弁当企画第2弾として「まごっちゃ弁当」を計画、久米市民センターで弁当を配るが、祖父母も一緒に弁当を食べようと呼びかけている。
夏休み勉強会は7月25日と8月1日、8日に同センターで開く予定。午前10時から午後1時までで、小学生と中学生が対象で学生ボランティアや住民が夏休みの宿題を手伝い、一緒に昼食を食べる。
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徳山大学の学生への食料支援は周南こどもハウス久米、みんなの久米ハウスとも学生ボランティアが手伝い、そのほかにも地域の祭りなどの行事にも徳山大生が積極的に参加していることから「学生たちのために」と計画した。
29日に同大学でみんなの久米ハウスが購入した約10万円分のレトルトのご飯、カレー、インスタントラーメンやカップめんが大学に引き渡された。大学では希望する学生に配る予定。
受け取った経済学部3年の山本悠さん(20)は「地域の方が学生を助けてくれることがすごくありがたい。デザインの勉強をしているので機会があれば地域をお手伝いしたい」と話していた。
問い合わせは久米市民センター(0834・29・0451)へ。
