2026年06月01日(月)

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新南陽薬剤師会が活躍 集団接種会場でワクチン準備

  • ワクチンを希釈する明石さんと戸村さん

 周南市の新南陽薬剤師会(玉野真史会長、50人)が新型コロナウイルスワクチンの集団接種のコアプラザかの会場で、ワクチンの準備などを引き受けて活躍している。


 集団接種会場では医師が予診票をもとに診察など、看護師が実際の接種などと、それぞれ医療の専門家が専門性を生かして作業を分担している。その中で、薬剤師は主に会場に到着したワクチンを希釈、注射器に入れるまでの作業を担っている。


 同市で集団接種に使われているファイザー製のワクチンは6回分ずつに小分けされているが、低温で冷凍保管することが必要で、接種会場には2度から8度の状態で到着、常温に戻して使用する。常温に戻してから2時間以内に容器ごとに食塩水1.8ミリリットルを入れて希釈して、0.3ミリリットルずつ、6本の注射器に入れる。この注射器は6時間以内に使用しなければならない。


 鹿野の集団接種は5月16日から9月19日まで、3週間に一回あり、毎回、350人から450人が接種を受けている。新南陽薬剤師会では、ワクチンの取り扱い研修を受けてトレーニングもした薬剤師6人のうち2人ずつが交代で、休日返上で参加し、午前7時半からワクチンを準備している。


 7月18日は明石宗矩さんと戸村慎也さんがコアプラザかので、450人分を希釈して看護師と一緒に注射器に入れた。作業ごとに2人で分量などのダブルチェックを繰り返しながら慎重に作業を進めていた。


 全国的には各地で食塩水を接種してしまうなどミスが発生しているが、同薬剤師会でこの事業を担当する井向雅美さん(48)は「積極的に協力させていただいています。それぞれの職種に専念できることがミスを少なくすることにつながる。薬剤師はワクチンの部分をしっかりと確認したい」と話している。


 これまでは鹿野会場だけだったが、夏休み中に実施予定の中学生などを対象にした集団接種にも徳山薬剤師会とともに協力することにしている。

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