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ゾウの自動エサやり装置完成 徳山高専と徳山動物園が共同開発
地域周南市山口県周南市の徳山動物園で3月30日、同園と徳山高専(勇秀憲校長)が共同開発したゾウの「自動エサやり装置」の完成披露式が開かれた。
同園で飼育しているのはスリランカゾウのオスのミリンダとメスのナマリー。2019年に新しいゾウ舎に移ってから、夜間は2頭がそれぞれ離れた場所で過ごしているが、ミリンダは夕方のエサを食べると朝まで食べるものがなく、時間を持て余すことが課題だった。
同校と地域連携協定を結んでいる同動物園が夜間のエサやりを相談したことから、2021年4月に開発がスタートした。
1年がかりで完成した装置は、おりの外に備え付けた網かごの上を板でおおい、板に干し草などを乗せておくもので、あらかじめ設定した時間になると板がかごの内側に倒れる。飼育員がいない時間でも、ミリンダは鼻を使ってかごに落ちたエサを食べることができる。
この日は、同校の目山直樹テクノリフレッシュ教育センター長、機械電気工学科の藤本浩准教授、装置の設計者でこの春に同高専を卒業した山崎祥矢さん、藤井律子周南市長、武居秀法園長らが出席し、装置の完成を祝った。
4月から宇部市のUBEマシナリーに勤める山崎さん(21)は「簡単な仕組みにするのに苦労したが、完成してほっとした」と話した。
