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【周南市】[周南公立大学]ボランティア体験や地域活動 学生と市長の懇談会で意見交換
地域周南市山口県周南市の「市長と語るまちづくり懇談会」が18日、周南公立大学(高田隆学長)で開かれ、同大学の学生10人と藤井律子市長が「住みたいまち周南になるために」をテーマに意見交換した。
この懇談会は、今年度は地域住民を対象に開き、若い世代の意見を聞くための懇談会は今回が初めて。
出席した学生は積極的に発言し、今年発足した学生団体の「地域貢献推進委員会SDGsアンバサダー」に所属している経済学部1年の西部晴香さんは「将来はこのまちで結婚し、子育てしていきたい。仲間と学生全員が参加できるまちづくりの人材循環の仕組みを作り、地域と一緒に若者が住みたいと思えるまちに育てていきたい」と発言した。
このほか「回天の訓練基地跡があるまちとして平和活動を学生として伝えたい」「少子高齢化が進むが、大学があることで元気なまちにできる」と話し、八代であったナベヅルのねぐら整備や子ども食堂のボランティアに参加した体験を話す学生もいた。
藤井市長は「周南市は人口減少が大きな課題です。大学生は学業にしっかり取り組み、しっかりと就職してほしい。学生時代に地域の活動に参加していただくことで地域が元気になり、住みたいまちになると信じています」と期待を述べた。