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【周南市】周南公立大に341人入学 “わくわく”を共有してほしい
地域周南市山口県周南市の周南公立大の入学式が4日、同大学記念会館で開かれ、定員の280人を2割以上も上回る341人が学生生活をスタートさせた。
入学式では、新入生は全員式場に入場したが、父母は学内の別室でライブビューイングで参加した。会場内のマスクは各自の判断にまかせたが、新入生はマスク姿だった。
スーツ姿の新入生を前に、藤井律子市長と高田隆学長が式辞を述べ、藤井市長は「皆さんの若さの力と企業群の底力が私たちのまちを未来に導いてくれる」と期待し、高田学長は「周南公立大学は全国で一番熱く、わくわくする大学です。新入生の皆さんには、この“わくわく”を共有していただきたい」と呼び掛けた。
下松高出身で経済学部ビジネス戦略学科に入学した森田愛友莉さん(18)が新入生を代表して宣誓した。式典後は県警音楽隊による入学記念祝奏があった。
新入生は経済学部現代経済学科(定員80人)が98人、ビジネス戦略学科(150人)が171人▽福祉情報学部人間コミュニケーション学科(50人)が72人。男性が204人、女性が137人。留学生は中国から2人とマレーシアから1人の計3人。
280人の定員に対し、出願者は2,729人という難関だった。県内からの入学者が79人、周南3市がそのうち28人、周南市が22人で、市内の入学者は昨年の16人より増えた。