ニュース
地域 : 周南市のニュース
【周南市】[周南公立大]1年生330人が就業体験 西京銀行など地元72社協力
地域周南市山口県周南市の周南公立大(髙田隆学長)で22日から、1年生全員を対象としたインターンシップ「キャリア形成活動Ⅰ」が始まった。参加学生は330人で72社に分かれて約3日間、それぞれの職場を体験する。
同大は2022年から、包括連携協定を結んでいる同市の西京銀行(松岡健頭取)と共同で、若者の地元での就職と定着を目的にインターンシップを開催。入学後の早い段階で企業と接する機会を設け、学生に企業観や職業観を養ってもらう。3年生には、1週間から10日間ほど実際に職場業務を体験する「キャリア形成活動Ⅱ」を実施している。
地域の企業に呼びかけ、周南、下松、光市の製造、小売り、金融、建設など幅広い業種から協力を得ている。
学生は8月22日から28日までと9月11日から15日までの2グループに分かれ、それぞれ初日と最終日は西京銀行が担当し、中3日間は他の企業が受け入れる。
22日は同市平和通の西京銀行本店で、同行のバドミントン女子実業チーム「ACT SAIKYO(アクトサイキョウ)」の運営会社、㈱ACT SAIKYOの西友理社長が講師となり、地元とのつながりを重視する会社の姿勢、働く意義や周南地域の魅力を伝えた。
参加した田辺柊平さん(18)は「地域に密着したアクトサイキョウとの話を聞き、これからのインターンで地域に根差した仕事を知るヒントになった」と話した。