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地域 : 周南市のニュース
[うちの社内報]徳山医師会報 2023年7月号 徳山医師会(山口県周南市東山町)
地域周南市巻頭は、かわむら小児科の河村一郎院長が「新型コロナウイルス感染症による子どもたちへの影響について」と題し寄稿。小児科医として「マスク着用、学校での黙食、会話の制限などで子どものコミュニケーション能力とかむ力、視力、運動能力が低下していると感じる」と述べ、2021年度の県内の不登校児童生徒数、いじめの認知件数はともに前年比で増加していることを説明している。
不登校の背景には、長い期間の休校、会話の減少、相談相手がいないことによる孤独感の増幅など様々な要因を挙げ、子どもが安心して生活できる第3の居場所として「我々医師も信頼、相談できる人の一人としてお役に立てれば」と述べている。
コーヒーブレイクは徳山医師会病院の中村和行院長の「認知症予防の日」。今年6月14日の「認知症予防の日」に参議院本会議で可決、成立した認知症基本法を紹介。「すべての認知症の人が基本的人権を享有する個人として自らの意思によって日常生活と社会生活を営むことができる」など7つの基本理念、国と地方公共団体が実施すべき8つの基本施策を説明している。
裏表紙の絵日記は長田眼科の長田正夫さんが岩手県の盛岡市で撮影した「石割桜」。表紙はよしつぐ皮膚科クリニックの吉次興茲さんの「貴船祭り(周南市)」。タテ26.5×ヨコ19.5センチ、10ぺージ。