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地域 : 周南市のニュース
[第7回平和の島スピーチコンテスト]特選 平和は訪れるものではなく創るもの
地域周南市私は、今まで、平和についてあまり考えることもなく13年間生きてきました。戦争や紛争というものは、聞いたり習ったりすることはあるけれど、実際に、自分が経験することはないので、どこか、他人事のように考えていました。
しかし、ウクライナ侵略のニュースで、何の罪もない人たちがたくさん亡くなっていくのを見て、被爆した曾祖母の話を思い出しました。曾祖母は、広島で28歳の時に被爆しました。その時、爆風で家の端まで体が吹き飛ばされ、体中に無数のガラス片が刺さったそうです。一歩、家の外に出ると、住み慣れた町並みは消え、知り合いをはじめ多くの方が命を落としたそうです。この日から、曾祖母の生活は一変しました。曾祖母がどんな気持ちでどのように生き延びてきたのか、想像すると言葉を失います。このことから、私は、改めて、「平和な世の中でなくてはならない。」と強く思いました。
そこで、私たちの世代が恒久的な平和を築くためにできることについて考えてみました。
まず、第一に、私たち子どもが教育を受けて学ぶことです。教育は知識を広げ、理解を深め、偏見や分断を減らしていく力をもっています。私たちは、事実を知り、異なる価値観に対する理解を深めることで、世界中の人々が協力し、共存できる社会を築く手助けができるんだと思います。
次に、環境問題から目を背けてはならないということです。持続可能な環境を守ることは、資源争奪や紛争の可能性を減少させ、平和への一歩となるでしょう。私たちは、エネルギーの効率的な使用や再生可能エネルギーの推進など、地球環境への配慮を忘れてはならないと思います。
さらに、平和への道は、対話と協力によって築かれるのだと思います。国際的な協力と外交努力が紛争の解決に役立ち、戦争を防ぐことにつながります。私たちが恒久的な平和を望むなら、他国との協力を強化し、対話をしていくことが不可欠です。
最後に、私たち一人ひとりが、平和の使者となり、他者への思いやりと尊重を示すことです。差別や偏見に立ち向かい、対話と共感を通じて、共に生きる世界を築くのです。
皆さん、恒久的な世界平和は、私たち全員の責務です。教育、環境問題、対話と協力、そして、他者への思いやりを大切にし、平和を築くために努力しましょう。
「平和は訪れるものではなく創るもの」。私は、永遠の平和を願い、恒久的な平和の実現に少しでも近づいていけるよう、行動し続けていきたいと思います。
周南市秋月中1年 永田紗菜さん
