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【周南】非公認、非推薦の「無所属」で 立憲の戸倉前県議が出馬表明
地域周南市立憲民主党県連で常任幹事を務める戸倉多香子前県議(65)=周南市河東町=は24日、7月の参院選山口選挙区(改選数1)に無所属で出馬することを県庁で開いた記者会見で表明した。同席した党県連代表の平岡秀夫衆院議員は、党本部の公認が得られず、県連も自主投票を決めたと説明した。一方、同党や日本共産党、社会民主党など県内の野党組織や団体が参加する「市民連合@やまぐち」は24日、戸倉氏の支援を決めた。
(山上達也)
戸倉氏「上関原発、貯蔵施設反対訴える」
記者会見には戸倉氏と平岡氏のみが出席。戸倉氏は「上関町における原発や使用済み核燃料の中間貯蔵施設にしっかりと反対の声を上げる」と述べ、中小企業政策の立て直しなど8項目の政策集を発表した。
続いて平岡氏は戸倉氏の“非公認”の経緯について「県連で戸倉氏の公認申請を決めたところ党本部から連合山口との協議を求められた」と明かし「連合山口とは電話や対面で協議したが整わず、連合山口が戸倉氏の擁立を好ましく考えていない印象を受けた。結果、党本部に戸倉氏の公認は申請せず、党本部から県連の推薦も控えるように強い要請があった」と説明した。
平岡氏「党公認かなわず責任」
平岡氏は「県連代表として戸倉氏を党公認か党推薦で擁立できるよう行動してきた。無所属となったことに責任を感じる」と述べた。戸倉氏の公認申請をめぐっては、党所属県議の離党や、県連の代表代行の辞任が表面化して、不協和音が浮き彫りになっている。
平岡氏は戸倉氏の選対本部長に就任したことを明らかにし「個人的に全面的に支援していく。戸倉さんを公認候補に擁立したいと思った方針が間違っていなかったことを、参院選を通じて証明したい」と決意を述べた。
本紙記者は戸倉氏と平岡氏が弁士の演説会予告ポスターが「立憲民主党演説会」となっていることの真意をただし、平岡氏は「私も戸倉さんも立憲民主党の党員であり、問題ない。異論を唱える方がいれば、お話をお聞きしたい」と答えた。参院選では比例区は「立憲民主党への投票を呼びかける」とした。
他党との関係について平岡氏は「こちらから他党に応援要請はしないが、相手から応援してくれるのならウェルカムだ」と述べた。
「市民連合」は戸倉氏の支援決める
戸倉氏は徳山高、図書館短大卒。参院選や衆院選に民主党公認で出馬、落選した後、2011年から県議選周南市区から民主党や国民民主党(当時)、立憲民主党公認で連続3回当選したが、一昨年は26票差で落選した。
戸倉氏は「お金をかけない選挙戦にしたい」と述べ、公示後の選挙事務所は周南市梅園町2-31の常設の事務所を使うとした。
参院山口選挙区にはこれまでに、自由民主党現職の北村経夫氏(70)▽国民民主党新人の関谷拓馬氏(34)▽参政党新人の山崎珠江氏(46)が出馬を表明している。
一方「市民連合@やまぐち」は、24日に山口市小郡下郷の小郡ふれあいセンターで開いた会合で戸倉氏を支援する方針を決めた。
