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【周南】50年前に技術援助のきずな今も 日新製鋼OB、スペインの交響楽団と交流
地域周南市50年前の1976年ごろ、日新製鋼(現・日本製鉄)からスペインのステンレス工場建設にあたって、周南市の周南製鋼所から技術援助で派遣された社員で作るティオペペ会(大川勝也会長)と、1日の西京コンサートで演奏したスペインADDA交響楽団との交流がこの日、実現した。コンサートを前に大川会長(82)が同館を訪れ、指揮者のジョセップ・ヴィセントさんに、日本酒や花束を贈って歓迎の気持ちを伝え、喜ばれた。
ヴィセントさんとの交流の場にはティオペペの会で千葉県から駆け付けた是安正博さん(77)、福岡市の中村照久さん(75)と、大川さんに協力した福田吏江子県議と秘書の高松佑衣さん、古谷幸男市議、市文化会館の西村達也館長が同席した。
スペインのステンレス工場は同国のアセリノックス社が建設。製鋼・熱延・冷延の一貫工場で、いまではヨーロッパ有数の工場になっているという。ティオペペ会は20年ほど前に設立。会の名前は現地でたしなまれ、スペインを訪れた社員もよく飲んていたシェリー酒の「ティオペペ」に由来している。
その後、コロナ禍前までは、会員がスペインを訪れて歓迎され、関係者が日本に来たときは歓迎するなど相互交流を続けている。
今回も大川さんが同交響楽団がスペインから来ると知って交流を思い立ち、チケットの販売にも協力した。交流のあとは最前列でコンサートを鑑賞した。コンサートは1055人が参加し、2階席も埋まって盛り上がり、アンコールは2曲を披露して盛り上がった。
大川さんは半年、是安さんは3年間、スペインに滞在。派遣当時の現地での交流や、その後のスペイン訪問での歓迎ぶりを振り返り、大川会長は「スペイン人のきずなを大切にする気持ちがうれしかった」と話している。
