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【周南】ゾウ堆肥育ちの果物贈る 徳山動物園・ブドウ一房をひと飲み
地域周南市周南市徳山動物園(古本慎一園長)で23日に市内の「須金の日の出農園」から、ゾウのフンを活用した堆肥で育てたブドウと梨が動物たちに贈られた。昨年に続く寄贈で、「命の循環」を象徴するそれぞれ50キロ、計100キロの果物を、ゾウなどが味わった。
日の出農園の藤村龍平さんは周南市出身。長野県と山梨県で果樹栽培やワイン醸造を学び、2023年に周南市須金の農園を継承した。
徳山動物園を訪れた際に、動物園から出るゾウのフンを使った「ぞうさん堆肥」に着目。果樹栽培に生かせるのではと考え、農園の土に混ぜてブドウなどを育てている。
この日は藤村さんから古本園長に、かごに盛ったブドウと梨を贈呈。その後、ゾウ舎では飼育員がブドウ一房を丸ごとスリランカゾウに差し出した。ゾウは長い鼻で器用に受け取ると、口に運んであっという間に完食。集まった家族連れから喜びの声が上がった。
梨はゾウのミリンダが少し苦手なため、レッサーパンダなどほかの動物に「ぱくぱくタイム」などで与える。
藤村さんは「地域の中で恵みが巡っていくことに大きな意味を感じています。これからも地域で支え合いながら、命の循環と、地域で循環する仕組みを大切にしていきたいと思います」と話した。
同園ではこの日、園内で「命の循環!ゾウさん堆肥で育った野菜・くだもの収穫祭」も開き、市内農家が収穫したナスやトマト、ブドウ、梨などを販売した。
