2026年05月26日(火)

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2月20日まで延長で対策強化 周南3市もまん延防止措置

  • 周南市の対策本部会議

  • 市民向けメッセージを発表する市川市長

  • 市民へのメッセージを発表する国井市長

 周南、下松、光市は27日、山口県に適用されている新型コロナウイルス感染症のまん延防止等重点措置の期間が2月20日(日)まで延長され、岩国市、和木町だけだった対象区域が2月1日から3市を含めた全市に拡大されたことを受け、対策会議を開いて公共施設の休館などの延長や、時差出勤など職員の勤務体制の見直しを決めた。

周南市 公共施設の休館継続 県外との往来自粛呼び掛け

 周南市の対策本部(本部長・藤井律子市長)の会議では1月に入って感染者が527人にのぼり、3件のクラスターが発生していることや、適用地域の拡大と飲食店への時短要請など県の対応の見直しが報告された。

 「今後の対処方針」の見直しでは、市民への協力要請として県外との往来は通勤、通学、通院、受験、就職活動などやむを得ないものをのぞいて極力、控えることや、会食にあたっては4人以下での利用を要請するとした。感染への不安がある無症状の市民には健康づくり推進課(0834-22-8553)で受け付けている県の集中PCR検査の活用を働きかけることにしている。

 事業者、関係団体への協力要請では、県外往来は、業務上、やむを得ないものを除いて極力控えるよう要請した。

 市の公共施設は、すでに14日に市独自の感染拡大防止集中対策期間を定めて31日まで170施設で休館や貸館中止を続けているが、この期間を2月20日まで延長する。徳山動物園は休園し、市美術博物館は「自身への眼差し―自画像展」の会期が20日までで、延長を検討する。図書館や市民センターなどの休館も続く。市主催のイベントも中止になる。

 学校などの対応では「可能な限り学校教育活動を継続」としているが、部活動はすべての小中学校で中止。保育所、幼稚園などの家庭保育が可能な保護者への登園自粛の呼びかけも続ける。

 市長メッセージも発表した。メッセージでは1月21日に村岡嗣政知事にまん延防止措置の同市への適用を要請したと述べ、混雑した場所や感染リスクの高い場所への外出・移動自粛、県外との往来は、やむを得ないものを除き、極力控えることなどを呼び掛けて「より一層の高い意識を持って、感染防止対策に努めていただきたい」と呼びかけている。

光市 飲食キャッシュバックは停止 職員は時差出勤で接触低減

 光市は経済対策の中断や、職員の勤務体制を時差出勤とすることなど当面の対策を市役所で開かれた第15回新型コロナウイルス対策本部会議で決めた。会議には市川熙市長、吉本英夫副市長ら特別職や部長級職員、健康増進課の担当職員ら約20人が出席した。

 市の経済対策は太田隆一経済部長が明らかにした。市内で1万5千円以上飲食すれば5千円をキャッシュバックする「光プレミアム飲食5670(コロナゼロ)キャッシュバック事業」は今月1日から2月28日までが対象期間だが、急きょ2月1日に一時停止する。再開の時期は感染状況を確認しながら、光商工会議所など関係機関と協議して決める。

 市職員の勤務体制は小田哲之総務部長が発表した。2月1日から「早出」を午前7時から午後3時半まで▽「遅出」を正午から午後8時半までとして職員の接触機会の低減を図るよう指示。リモートワークの活用、休暇取得の促進、週休振替の徹底を求めた。

 ただし窓口職場、選挙事務、確定申告業務は除外し、感染防止対策を徹底して業務に携わるよう要請した。

 そのほか同会議では市主催行事の中止や公共施設の休館、利用停止を2月20日まで延長することも決めた。

 最後に市川市長は3回目のワクチン接種について「国の方針に基づいて前倒し接種を開始するなど、今後もワクチンの供給状況に応じて迅速かつ柔軟に対応していきます。接種券が届きましたら早目のご予約をお願いいたします」と呼びかける市民向けメッセージを発表した。

下松市 モデルナ製ワクチンを前倒し接種 65歳以上対象・接種券なしでも可能

 下松市は市役所で新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・国井益雄市長)の第20回会議を開き、3回目のワクチン接種の前倒しを進めていく方針を確認した。

 同市は21日以降、前回の接種から7カ月を経過した65歳以上を対象に3回目の接種券の発送を始めている。3回目接種は国から供給されるワクチンがファイザー社製と武田・モデルナ社製がほぼ半々のため、全国的に過去2回にファイザー社製を接種した人たちが3回目も同じファイザー社製の接種を希望するケースが多く、武田・モデルナ社製の接種がなかなか進まない問題が浮上している。

 そこで同市は接種券が届いていない人でも当面、65歳以上で前回の接種から6カ月以上経過していることが確認できれば、武田・モデルナ社製ワクチンを接種して、市全体の接種スピードを加速させることにした。

 希望者は市ワクチンコールセンター(0833-45-0567)に電話して予約し、指定の日時に生野屋南の市地域交流センターで接種する。武田・モデルナ社製の接種は毎週金曜に固定している。

 会議ではこのほか、まん延防止等重点措置期間の延長に伴って市主催イベントの中止や延期、学校の部活動は公式大会やコンクールなどを除いて原則として中止すること、複数の広報車で市民に一層の感染防止を呼びかけることなどを決め、国井市長が市民の協力を求めるメッセージを発表した。

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