2026年04月16日(木)

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政治 : 周南市のニュース

【周南】[行政に 聞きたい! 言いたい! 訴えたい!]周南市の新南陽駅前の傷んだ歩道をどうするのか?

  • 大きく育ちすぎた街路樹の根元。浮き上がって段差になっている

  • 割れたタイル

[今回のテーマ]周南市の新南陽駅前の傷んだ歩道をどうするのか?

 今回、読者から寄せられたテーマは、新南陽駅前の傷んだままの歩道の問題。タイル張りの歩道はタイルが割れたりはがれて見た目も悪く、街路樹が大きく育って歩道の一部が盛り上がり、段差ができて危険な状態。転んで骨折した高齢者もあったという。

 住民が同市の市議に相談したが改善されず、5月にたまたま会った下松市の市議に実状を説明すると6月には市の職員が訪れ、整備に向けて動き出した。

 どうして他市の市議なら動くのか、整備されて30年になる歩道は今後、どうなるのか、市の担当部署に聞いてみた。

広場のモニュメント

[取材経過と結果]道路課は補修を準備

 新南陽駅前のロータリーの道路と非核平和都市宣言のモニュメントなどがある広場は整備されて30年以上になる。道路とモニュメントなども市の管理。ただし、道路部分は建設部道路課、街路樹は都市整備部公園花とみどり課と分かれている。

 まず、10日に道路課に取材すると、この歩道は以前から問題になっていたが、5月に下松市議を通じて市民の声が寄せられたためもあって現地を調査したという。

 開催中の市議会6月定例会でも西尾孝夫議員(市民の会)が一般質問で取り上げて歩道の整備を迫った。そのためもあって、タイルが割れた個所の補修などを検討中という回答だった。

公園花とみどり課は把握せず

 しかし、街路樹は道路課の担当ではない。公園花とみどり課を取材すると歩道の補修のことは聞いていなかった。「確認して協力して対応を検討する」と述べたが、歩道が危険な状態になったのは、街路樹が大きくなって根も張り、地面が隆起したためで、根を掘り出して切るなど処置しないと解決にはならない。

 ところが、この時点では道路課の動きは把握していなかった。

補修だけでいいのか?

 11日に公園花とみどり課と道路課を再取材した。前日の取材ではモニュメントがどこの課の管理であるかはわからなかったが、この日、道路課であることが明らかになった。両課で情報を共有した様子がうかがえた。

 市は盛り上がった地面やタイルが割れた部分の補修を計画中という説明だった。モニュメントや、そばのゆめ風車のモザイクもきれいにする方法を検討するという。

 しかし、今後の管理を考えれば、場当たり的な補修でいいのか、思い切った改修が必要にも見える。

 一般質問で取り上げた西尾議員は「すぐに解決できなくても問題提起を続けていくしかない。行政も良いまちにしたいという気持ちは同じはず」と話している。

 旧新南陽市時代に市のシンボルとして整備された新南陽駅前。8月3日にはサンフェスタしんなんようの会場にもなる。

 補修が必要なことはわかっていたはずなのに、他市の市議の指摘、市議会の一般質問、今回の取材によって、ようやく動き出したと市民から言われそうな周南市だが、住民の意見をもっと聞いて、より効果的、根本的な整備が望まれそうだ。

(編集部)

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